History of Ars Electronica

アルスエレクトロニカはデジタル革命と共に歩み続け30年経た今なお、前進を続けています。アルスエレクトロニカはその歴史を通して継続的に発展をつづけ、こんにち、アート・テクノロジー・文化が出会う他に類を見ない文化機関として、国際的専門家から地元の人々にまでメッセージを伝える、包括的なアプローチをとっています。 学際的・実験的試み、新しいトレンドへの探求、未来の発展のビジョンと向き合うこと、それらはいつも「私たちの社会におけるインパクトを探る」という本質的な焦点を持っています。アート、テクノロジー、社会、というキーワードいずれに限定することなく、この多層の変化とそれらの間にある相互関係を探る努力を行っています。

またアルスエレクトロニカはリンツという都市の文化的・経済的変革における重要な要素でもあります。 2009年に完成した新しいアルスエレクトロニカ・センターにより、リンツ市は新しい街の文化的シンボルを得ました。結果としてリンツ市は、芸術的文化をコアに持つことを(商業的産業的に将来の疑問を与えるものではなく)第一に想定した都市再生のプロトタイプとしてよい例となりました。伝統や観光産業を超えた、文化的発展をポリシーに持つオプションを提供した地方自治体のモデルとなったのです。1996年にアルスエレクトロニカ・センターが最初に作られて以降、2009年にさらに大きくリニューアルオープンした事実は、アルスエレクトロニカがただの名だけの建物とレッテルを貼られていない何よりの証拠といえます。

アルスエレクトロニカにとって、イノベーション(革新)のために探求を続けていくことは自然なことです。1979年のフェスティバル開始のときから、新しく未知の領域の実験的、技術的、社会的イノベーションへの探求の道が始まりました。メディアアートのコンペティションであるPrix Ars Electronica(プリ・アルスエレクトロニカ)は1987年に設立され、世界中のアーティストとのネットワークを育成し、またアートとテクノロジーの分野で最新のトレンドを発掘してきました。それは長期におけるアルスエレクトロニカのリーダーシップのまさに鍵となるものです。そして、1996年、“The Museum of the Future(未来の美術館)”としてのアルスエレクトロニカ・センター設立を経て、アルスエレクトロニカはあらゆる年齢層・社会層のひとびとにその興味を伝えることができるようになりました。 同じく1996年から、Ars Electronia Futurlab(フューチャーラボ)は、TheMuseum of the Future(未来の美術館)が社会との橋渡しの役割を担ったように、世界のビジネスとサイエンスのゲートウェイとして機能しています。

こんにち、アルスエレクトロニカはこの4つの柱(フェスティバル、プリ・アルスエレクトロニカ、アルスエレクトロニカ・センター、フューチャーラボ)を基礎に、お互い機能的に補完しあいます。この総合的アプローチと単体での活動は互いに相乗効果を持ち、今後メディア・カルチャーの領域において国際的なネットワークハブとしてのアルスエレクトロニカを形成します。

Eindrücke

THE ARS ELECTRONICA ARCHIVE

アルスエレクトロニカは世界最大規模の、過去25年以上のデジタルメディアアートのアーカイブを保持しています。カタログとアルスエレクトロニカ・フェスティバル(1979年より)、プリ・アルスエレクトロニカ(1987年より)、に関わったプロジェクト、アーティスト及び参加者のバイオグラフィーにより構成されています。
(英語またはドイツ語のみ利用可能です)
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